基礎知識

ここではタイヤとホイールを安全に利用するための基礎知識を分かり易く解説します。

タイヤサイズの確認方法

タイヤサイズの確認は下図の青枠内から調べることができます。電話やメールでお問い合わせする際は下記の情報(例:175/65 R15 84H)を教えて頂けるとスムーズにご案内できます。

タイヤサイズ確認

タイヤ空気圧の点検方法

タイヤの空気圧が不足すると走行安定性の悪化、タイヤのバースト、ホイールの破損、最悪の場合は事故になります。早期発見することで損害を押さえることができます。ここでは空気圧不足の目安を分かり易く説明します。

タイヤ空気圧

エアー圧(正常) 260KPa

指定圧力は車種、グレード、タイヤの種類で異なります。詳しくは運転席ドアの周辺に記されています。または車の取り扱い説明書を参照して下さい。

タイヤ空気圧

エアー圧(不足) 90KPa

空気圧が半分以下になるとタイヤの設置面積が多くなりサイドウォールのたわみが増えます。運転中に気付くのは運転に慣れた方でないと難しいです。時々、4本のタイヤを見比べて写真様に変形がないか確認しましょう。また定期的に空気圧の確認をするのが良いでしょう。

この状態での長時間走行はタイヤへのダメージが大きいため、すぐに最寄りのタイヤショップかガソリンスタンドで補充しましょう。

タイヤ空気圧

エアー圧(なし) 0KPa

空気圧が完全に抜けていてもサイドウォールの堅さで空気が残っているように見えます。また走行時は異音が発生したりハンドルが取られやすくなります。異常に気が付いたら安全な場所に車を止めて確認しましょう。

空気圧がない状態で走行するとタイヤがホイールから外れたり、タイヤ内部が破断したりホイールに傷を付けて修理不可能になります。また非常に危険ですので近距離でも走行しないで下さい。スペタイヤに交換するかレッカーを手配しましょう。

パンク修理の確認方法

パンク修理

パンクの主な原因はネジや釘によるものです。部位によっては修理可能です。


スリップサインの確認方法

スリップサイン

左は溝あり、右は溝がないタイヤです。
溝の深さとスリップサインの高さが同じになる前に交換することをお勧めします。

溝がないと雨の日に滑りやすく危険です。雨の高速走行時にハイドロプレーニング現象が発生するとブレーキとハンドル操作が効かない状態になるため非常に危険です。


タイヤサイド変形の確認方法

タイヤ変形

タイヤのサイドウォールに凹凸がある場合は、内部で剥離が発生している可能性があります。そのまま走行するとタイヤがバーストしてする可能性が有り危険です。早急に交換しましょう。


タイヤローテーションの方法

タイヤローテーション

タイヤを長持ちさせるため定期的なローテーションをお勧めします。(約5,000km))

タイヤの種類、駆動方式(FF、FR、4WD)によって、ローテーションの組合せが異なります。


タイヤの保管方法

 

タイヤは日陰で風通しの良いところに保管することでゴムの劣化や硬化が遅くなります。

土の上は避けてコンクリートや台の上で保管しましょう。